GLOCK ハンドガンの定番 Umarex ガスブロ
昨今、サバゲーフィールドにおいて、かなりのプレイヤーがサイドアームとして GLOCK を使用されているかと思います。
GLOCK の実銃が登場したのは1983年、オーストリア軍が採用したのが始まりです。世界初のプラスチックパーツを多用したハンドガンとして話題となり、信頼性や安全性の面において多くの噂や評判がある中、そんな心配をよそに世界中の警察や法執行機関、そして軍が採用することとなります。
初めてエアソフトガンとして登場した MGC GLOCK 17 はブローバックというリアルなギミックを搭載し話題となりました。その後 GLOCK は数多くのメーカーからモデルアップされました。またカスタムパーツも豊富で、それらを組み合わせたカスタム GLOCK は常に注目の的となっています。
その中で、Umarex は GLOCK 社の公式ライセンスを受け、刻印は勿論のこと動作性能も非常に高いガスブローバックハンドガンです。今回、再生産が行われ久々の入荷となりましたので Umarex GLOCK シリーズについて解説したいと思います。
Umarex GLOCK のリアリスティックとエアガンとしての基本性能
Umarexの GLOCK を手にして驚くのがアウターバレルとスライドのタイトな嵌合性です。エジェクションポートのチャンバーを押すだけでスライドとのロックが外れ、スライドがわずかに後退するなどショートリコイルを再現しています。また、インナーバレルを保持するチャンバーとフレームのガタつきも少なく集弾性も良好です。
Umarex GLOCK シリーズ(GLOCK42を除く)には、GLOCK 19 Gen.4モデルから採用された大口径・異形D型ピストンを搭載し、短いストロークながらも勢いのあるブローバックを楽しむことができます。ノズルリターンスプリングはピストンの形状を工夫することで、スプリングと他の箇所の干渉を防ぐなど、細かな工夫が見られます。
HOPチャンバーは、リコイルガイドの前方から3mmのHEXレンチで調整を行う「QRS-HOPアジャスト機構」を搭載。HOP調整はクリック感があり、HOPゼロの状態からクリック数を数えることで適切なHOP状態を維持することができます。
リコイルガイドはインナーチャンバーに保持されており、インナーバレルやパッキンの交換の際には、リコイルガイドとチャンバーの溝を合わせることでリコイルスプリングとバレルを分離することができます。
ダブルカラムの利点を活かした大容量のダイキャスト製マガジンは射撃時の冷えにも強く、安定した動作を提供します。ガスの注入はマガジン横に位置し、実銃同様ボトムプレートにGLOCK刻印が入るなどリアリティーを追求しています。
Umarex GLOCK 17 Gen.5 ガスブロ
Umarex GLOCK 17 Gen.5 ガスブロは、初代GLOCK 17から数えて5世代目となるGen.5をモデルアップしています。Gen.4モデルから滑り止め防止にドット状のテクスチャーを採用しました。そして、これまでGLOCKで続いてきたフィンガーグルーヴ(指掛け)を廃することで、近年ハンドガンのグリッピングとして定着するハイグリップ(スライドに近い位置で握り込む手法)や、グリップカバー・バックストラップの取り付けを容易にするなど、まさに最新のGLOCKです。
Gen.5から全てのモデルでアンビスライドストップとなったことで、Gen.4までのGLOCKで見られたスライドストップピンが撤廃された箇所までリアルに再現しています。マガジンキャッチもアンビ対応となっています。
Gen.5の特徴であるアンビスライドストップも再現。ダミーエキストラクターも別体パーツとなっており、スライドとの違いを感じさせます。
スライド後部のプレートはブリーチユニットとは別体で実銃同様にプラスチック素材を採用。チャンバーへのローディングを確認し、スライドエンドを「コンッ!」と叩くアクションも楽しめます。
フレームレール部の下には1丁づつ固有のシリアルナンバーが刻まれ、正式ライセンスならではのこだわりを感じさせます。
製品仕様
全長:204mm
重量:637g
発射方式:セミオート
安全装置:トリガーセイフティー
パワーソース:HFC134a、HFO1234ze
装弾数:22(+1)発
UMAREX GLOCK 17 Gen.5購入はこちら
Umarex GLOCK 19 Gen.4 ガスブロ
Umarex GLOCK 19 Gen.4 ガスブロは、Law Enforcement(法執行機関)のみとなり、民間向けとしては販売されていないGLOCK 19 Gen.4モデルを再現しています。GLOCKの特徴であるフィンガーグルーヴに短めのミディアムフレームが特徴です。IWB=Inside Waist Belt(ベルトの内側にホルスターを入れる構造)タイプのホルスターが各社から販売されており、15発という十分な装弾数を持っておりコンシールドキャリーとして最適なモデルです。
Gen.4から追加されたスライド部の「Gen.4」刻印も再現しています。マットで質感の良い塗装となっています。
GLOCK 17 Gen.5同様にエキストラクターパーツも別体となっています。
Gen.4モデルから大型化されアンビ対応となったマガジンキャッチ。内部のテンションバーを外すことでマガジンキャッチを右側に移設することも可能です。シリアルナンバーも固有のものになりますので、所有される方だけの1本になります。
製品仕様
全長:173mm
重量:604g
発射方式:セミオート
安全装置:トリガーセイフティー
パワーソース:HFC134a、HFO1234ze
装弾数:19(+1)発
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